腸活

腸内細菌叢の多様性は消化吸収をコントロールするのではないか?

ここのところ、美容に関心のある知人と話すことが多くて、自分が摂取しているオリゴ糖とカルピスの組み合わせは、腸内のビフィドバクテリウム=ビフィズス菌たちです、を勢いづけたいとの思いからなのですが、そういった腸内細菌の種類の豊富さ、善玉菌と呼ばれているものが腸内で力をつけていく事が、美容で重視されている物質の消化吸収に大きな役割を果たしているのではないかというアイデアを思いついています。
 例えばコラーゲンと呼ばれる生物の体を大型化させた構造的なたんぱく質があるのですが、これは食物として摂取すると最終的にはアミノ酸にまで分解されて血液中に吸収されるというのが通り一遍の普通の認識なのですが、この消化プロセスは高校の生物ではまずは胃酸分解、続いてペプシンという消化液でポリペプチド(ペプトン)になり・・・と続き、アミノ酸が三つくっいたトリペプチドか二つのジペプチドで吸収される~僕もそう思っていました。でも、リンパ管のほうにはもっと大きな分子量の物質が腸壁を通過できるという報告が大分昔から見られています。吸収量はとても少ないようですが、ラットを用いた研究があります。そして、もう少し面白いのは生まれて間もないラットはこのリンパへの大きな分子の吸収が成体よりも何十倍も多いのだという事です。
 このことを聞いて僕が連想したのはビフィズス菌が赤ちゃんの腸にはとても大きな割合で存在し大人になるにつれてその比率は小さくなっていき、老齢では全体の2パーセントくらいまで比率が下がってしまうという事です。ビフィズス菌は腸で生きていて、腸管から吸収される物質の免疫のプロセスに大きくかかわっている菌です。それの比率が少なくなることで腸管での吸収のあり方を大きく変えるのではないかと想像したのです。
 場合によっては、腸内の細菌の特定のフローラパターンがあると、コラーゲンの比較的大きな切片コラーゲンペプチドがリンパ経由で循環系に入ってくるケースが考えられるのではないかと思い立ったのです。同様に、ヒアルロン酸も最近のキューピーの研究者の研究ではヒアルロン酸としての最小単位の二糖では血管への吸収、その単位がふたつ結合した四糖の状態ではリンパ管への吸収が見られるといいます。ヒアルロン酸の最小のユニットを二糖と考えると、これはショ糖に大きさとしてはとても近いです。ヒアルロン酸は結構体のあちこちに直ぐに行き渡るのではないかと感じました。うるおい成分を経口摂取しても消化分解されるから意味がないといった認識はひょっとしたらひっくり返るかもしれない。そんな想像です・・・根拠など全くありませんが。
 そして、腸内フローラのありかたによっては、コラーゲンやヒアルロン酸、これは大きくはありませんんがセラミドという脂もかなり構成要素に近い形で体液まで運ばれてしまう可能性があるのではないかと。これまた随分とラフな話ですが、なんにしても、全部バラバラにして組み立てなおすより、できるだけ大きいままで取り込もうとする体制が身体にあっても良いような気がするのです。腸壁は分子量600あたりから上は入れないよと信じ切ってしまっていいのだろうかと思うのです。

  コラーゲン入りの飲料を飲んでから寝ると翌朝は肌の調子が全然ちがっているという感想を非科学的だと一刀で断じてしまうのはちょっと早計ではないかなと、感じたので書いてみました。

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