別荘・田舎暮らし

本当に涼しい白樺高原の別荘地(長野県北佐久郡立科町)

今年の夏は記録的という言葉が毎日のように報道され、災害的な猛暑を誰もが実感したのではないでしょうか。この暑さから逃れるために、私は長野県の蓼科山の麓のコテージを借りて一週間ほど逗留しました。標高は1600mもあり、単純に高度100m上がるごとに気温は0.6℃下がるといいますから、0mの場所で35℃でも1600mなら0.6の16倍=9.6℃下がるので、おおよそ25℃ということになります。気温は高度だけで決まるものではありません。実際日向では風がやんでしまうとかなり暑さを感じ、気温を見ると30℃を超えていました。「やはり夏は暑いものなのだ。」と思いましたが、日が沈み夜になってくると気温はぐんぐん下がり、気が付くと外では半袖シャツでは寒くてテラスに座っていることもできません。部屋の端で片付けられていなかった石油ヒーターのお世話になりました。

 一般的に蓼科の別荘地というと八ヶ岳南麓の茅野市や原村の別荘地をさすことが多いと思います。噂では有名人の別荘が八ヶ岳南麓の森の中に多くあるのだとか。比較的鉄道からも近いものが多いです。高速道を下りてから20分程度で到着できます。これに対して、白樺高原は霧ヶ峰への道を上り切った白樺湖や、スズラン峠を越えた蓼科山の麓になるので、一段高いところにあるという印象です。特に、女神湖のあたりは、白樺湖よりさらに空気がひんやりと感じられ、涼しい印象です。

女神湖の周りには幾つかの名前の異なる別荘地が設けられていますが、基本的に土地は分譲ではなく町有地のまま賃借、そこに借主が家を建てるという別荘地のありかたのパターンがあります。町有地であるがゆえに、樹木の伐採にも許可が必要で野放図な開発も抑えられるという行政のメリット、町の土地であるがゆえに道は狭くとも町道で除雪が行われるという利用者側のメリットなどが組み合わさり、スキー場の最下部よりはるかに高いところにある別荘に冬場に訪れることができるという、あまり知られていない美点があったりします。

特に、最も高いところで1650mを超える別荘地であるのに下水がある区画があるのです。この高度での下水の有無は、特に冬場では大きな違いで、下水がなく浄化槽を設置するとなると、凍結防止のヒーターを一冬中つけていなくてはならず、それだけでかなりのランニングコストにつながります。蓼科山の湧水を上水として塩素無臭のおいしいくてキンキンに冷えた水を飲み、冬場マイナス15℃にもなってしまう寒さの中で水洗トイレを使うことのできる別荘地、そう多くはありません。加えて、冷涼といわれる軽井沢よりさらに涼しい(寒い)。本物の高原がここにあるのです。

白樺高原の別荘メンテナンス、物件仲買を手掛けているのは「信州リゾートサービス」という会社です。ここのホームページに、いくつかの中古物件が出ています。興味があればご覧になってみてください。

信州リゾートサービス

来年の2月を目標に蓼科第二牧場の一部にクロスカントリーコースが設けられるようです。以前より、大学の陸上部の高地トレーニングの場所として合宿等が盛んでしたが、これで高地トレーニングのメッカになりそうな気配・・・でしょうか。

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