昨年春の樹木の間伐からはじまった花畑プロジェクト。今年は3月に育苗をスタートさせて移植の時期を探っていましたが、そこに現れたのがコロナ。苗は神奈川の団地のベランダでぐんぐん育ちベランダが緑の絨毯に・・・もう、限界に近いところまできて、ようやく県外への移動がゆるくなりそうなタイミングで、なんとか苗を植えてきました。
その後も、2回ほど慎重な移動で水まき、液肥まき、土盛りなどを行ってきました。仕事の都合もあり、ここ10日ほどは見に行けない状況(6月11日時点)ですが、まずはここまでの記録を残しておきます。
育苗は都会のベランダで。
去年は、夏の手前になってしまい、種をばらまいただけで過ごしました。発芽したのはコスモスのみでした。それでも、いくつかの花が咲いてくれました。伐採の記事は去年のものをご覧ください。やはりバラマキでは無理とアドバイスもいただき、今年はポッドに種をまいて苗つくりからはじめました。
120もの小さなポット穴のある種まきプレートに丁寧に種をまくと、ホントに発芽してきます。単純にうれしかった。このうれしさで俄然やる気が出てきました。発芽やる気すいっちです。
ちょっと大きめの25のトレーも使いましたが、このあとそのまま植えられる紙のポットに植え替えるときは小さいポットの方がやりやすかったです。
ポットに植え替えると、さらに勢いよく成長します。
でも、ここで何種類かの種が混合されていた種のほとんどがクローバーであることに気が付きました。クローバーは要らなかったな~。でも、根粒菌が育って窒素固定をしてくれるはずなので、このまま持って行こうとおもいました。
もう、この時点で何の種を植えたか分かりません。
ただ、ピンクの花の種とか青の花の種とかいうパッケージだったのでまあいいかなと。
移植が近くなってきたところで、近くのDIYセンターでご自由にどうぞというトレーをもらってきて、それに並べて運ぶことにしました。
いよいよ移植
段ボール箱の中に3階建て仕切りを作ってトレーを重ねて運んできました。
土も加えてたい肥になるポットごと植えていきます。
鋤で土を掘り起こして笹の根を取り除きながら植えていきました。
あんなにたくさんあった苗も広いところにばらけて植えると寂しい感じになります。
でも暖かくなってくると、笹がたくさん出てきました。
昨年草刈り機はモーターが焼けてしまったので、今年はパワーアップしたもの買いました。でも、エンジン式ではなくて電気式です。コードが邪魔ですが、素人にはこちらの方が安心です。
5月下旬に定植して、6月2日にメンテナンスしに行きました。
寒いのと、土が痩せているので発育が悪い!
なんだか、ベランダでの勢いがうそのようです。これはまずいぞと、液肥、腐葉土などを加えました。苦土もまきました。
全体にばらまいて植えたのではなく、いくつかの領域をつくり植えていきました。
地図が必要だなと思い、屋根の上から写真を撮り、植えこんだ場所に適当な名前をつけました。ちょっと適当すぎたかな。自分でも混乱してしまいます。
2.東レンゲ斜面の東側に二本立ちヤナギランがあります。これは去年もこの位置で立ち上がったのですが、途中折れてしまい花まで見られませんでした。今年は二本立ち上がってくれています。頑張れ!
1.東直播き谷地は、ちょっと周囲より低い場所です。ここの土を少しひっくり返して腐葉土を混ぜてから、余っていた種を直播きしました。無理かなあと思った4日後に発芽が見られました。やはり土が相当やせていたのだと思います。
6.南蛇芝台地は、先日鹿除けのネットに蛇が絡まっていたのでそう名付けました。芝は昨年蒔いたものが今年も発芽してくれています。
7.南コスモスが丘は、昨年コスモスの発芽開花が見られた場所です。今年は発芽してくれないかもです。今のところ、一本だけ。
8.年越しの丘は、去年少しだけ客土して種をまいたところです。ちょっと芽吹いて夏が終わってしまった場所です。今年は、その名残が発芽しているように思います。
9.中央台地は、単一種のポットを植えこみましたが、何の花だかわかりません。でも、一番元気よく育ってくれています。
10.痩せ谷は、日当たりさえよければやせた土地でも育つと思っていたノースポールを植えたのですが、どんどん衰えているような気がします。
11~高いところ、南がわの花壇ですが、もぐらにひっくり返されてばかりです。ここにルピナス?のような花が6月10日時点で見られました。
下は、西の高地
南の高地
南の山地
次回は、6月21日頃に様子を見に行くつもりです。